名脇役として数々の作品に出演され、「西郷どん」にも出演された北村有起哉(きたむらゆきや)さん。
野田秀樹さん主宰の舞台や映画:新聞記者やドラマ:アンナチュラルなどに出演されています。
そんな北村有起哉さんの実家やお父さん、お母さんはどんな方達なんでしょうか?
今回は北村有起哉の父は北村和夫!母親や実家の家族情報も全部まとめた!
という事で、北村有起哉さんの実家や両親、兄弟姉妹など家族についての情報を調べました。
目次
北村有起哉の実家はお金持ち?
まずは北村有起哉さんの実家について調べてみました!
北村有起哉の実家の場所は東京都杉並区?
北村有起哉さんの実家の場所は、東京都杉並区周辺ではないかと噂されています。
そう言われる理由として、
- 出身小学校:東京都杉並区杉並第二小学校(噂レベル)
- 出身中学校:東京都杉並区立東田中学校(噂レベル)
- 出身高校:東京都立富士高等学校
ということで、小学校~中学校まで杉並区の学校だったため、実家も杉並区周辺ではないかと言われています。
北村有起哉の実家はお金持ち?
北村有起哉さんの実家がお金持ちかどうかに関する情報はありませんでした。
父親が有名芸能人の場合はお坊ちゃま学校出身であったり、実家の広さや高級車の情報などが出てくることも多いのですが、北村有起哉さんの場合はそのような情報もありませんでした。
出身学校も公立の可能性が高いですし、お金持ちだと断定できるような情報をキャッチすることはできませんでした。
しかしながら、父親は往年の名俳優として知られるあの北村和夫さんですので、お金持ちである可能性は十分考えられるでしょう。
北村有起哉の実家の両親(父・母)はどんな人?
北村有起哉さんの実家のお父さん、お母さんについても調べました!
北村有起哉の父親は俳優の北村和夫!
北村有起哉さんの父親は、俳優の北村和夫(きたむらかずお)さんです。
プロフィールはこちら。
- 氏名:北村和夫
- 生年月日:1927年3月11日
- 没年月日:2007年5月6日(80歳没)
- 職業:俳優、声優
- 活動期間:1953-2007年
大学在学中の1950年に文学座の研究生になられ、翌年に「崑崙山の人々」で初舞台に立たれました。
テレビドラマでも数多くの作品に出演され、「ひょっこりひょうたん島」では声優としてもご活躍されています。
俳優業をされる中で、
- 紫綬褒章(1989年)
- 勲四等旭日小綬章(1997年)
などの権威のある賞を複数回受賞されており、誰もが認める名俳優として知られています。
役者になった息子である北村有起哉さんに対し、和夫さんは良いとも悪いとも言わなかったそうで、親子で芝居の話はほとんどしなかったそうですが、息子の舞台には足を運んでいたという和夫さん。
この行動から、息子の選んだ人生の邪魔はしないとしつつも、常に息子のことを気にかけている優しい父親の気持ちを感じることができました。
北村有起哉の母親は北村希玖子!
北村有起哉さんの母親は、北村希玖子(きたむらきくこ)さんという方です。
一般の方のため、職業や年齢などの情報は公開されていませんでしたが、雑誌「私のフォーマルウェア」で和夫さんの妻として掲載されていたようです。
「大柄なので少し小さく見えるように黒にしてみました」と書いていたので、身長が高めだったようですね。
北村有起哉さんも179cmの高身長なので、母親譲りなのかも知れません。
また、過去に北村有起哉さんは母親について自身のブログで以下のように語っています。
今日は神奈川県伊勢原市の道灌祭りのパレードに参加しました。あいにくの雨でしたが、傘をさしながら温かい声援をたくさん頂きました、ありがとうございます。何を隠そう私はその太田道灌公の子孫でございます。
なんと、希玖子さんは江戸城を建築したとしても有名な太田道灌公の子孫という情報がありました。
父親も有名俳優ですが、母親もすごい経歴を持ったご家庭だということがわかりますね。
北村有起哉の両親のエピソードも紹介!
北村有起哉さんのご両親のエピソードをご紹介しますね。
息子は父親のことを「圧倒的な目標」と考えている!
北村有起哉さんは、父親の北村和夫さんのことを「圧倒的な目標」と語っています。
過去のインタビューで以下のようなやり取りがありました。
Q.北村和夫さんに、もし今「俺、こんな演技もできるんだぜ」と見せられるとしたら、どの作品を挙げたいですか?
生きている頃から全部見てくれと思っていました。やっぱりどこかで親父への意識は捨てきれないです。圧倒的な目標があるので。最低でも80歳まで台本を2~3冊持ってそのまま死ななきゃいけないと思ってます。
実際に、北村和夫さんはその才能や献身的な努力もあり、多くの人々から賞賛されています。
このお話からも、息子は父親の功績を称えながら圧倒的な目標で居てくれていることへの感謝や、俳優業を続けるためのエネルギーに変えていると感じました。
北村有起哉は父親と同じ道を選ばずにフリーで活動を開始!
北村有起哉さんは父と同じ文学座の道を選ばず、フリーで活動を始めました。
フリーを選んだ理由は親と同じ道を選ぶと肩身が狭くなるし、親の七光りと言われることを避けたかったからと言われています。
結果的に、特定の劇団に所属しなかったことや複数のアルバイトを経験したことが、今の高い演技力のベースとなったそうです。
名バイプレーヤーと言われるように、引っ張りだこの人気俳優にまで成長されました。
その後、父親の当たり役であった「牡丹灯籠」の伴造も演じられました。
これに対し、北村有起哉さんは、
牡丹灯籠の伴造を演じさせてもらいましたが、
実は、私の父の当たり役の一つでございました。
と話しています。
父と同じ世界に進みながらも、自分なりの進み方を貫き通し、名バイプレーヤーと呼ばれるまで成長した北村有起哉さんの意思の強さを感じるエピソードですね。
父親は息子に俳優の世界に入ってほしくなかった?
北村有起哉さんは、偉大な父親のことを以下のように話しています。
高校生の時、猿そばを食べていたら父が「蕎麦湯ちょうだい」って大声で叫んだんです。当時は蕎麦湯を知らなかったから、妙に粋に見えた。
と話しています。
さらに、
父は僕を役者にはしたくなかったようで、名前を寺の住職に考えてもらうとき、芸能界とは無縁の名前にして欲しいと注文を付けた。
と言われていましたが、最終的に北村有起哉さんは父親と同じ俳優の道を選びました。
また、北村有起哉さんはそんな当時の父親の気持ちを振り返り、
役者は実力がないと生きていけない厳しい世界。親父は息子に同じ道を歩ませたくなかったのでしょう。僕も4歳の長男にはやらせたくないです。
と語っています。
父親としては厳しい世界でもある俳優の世界に入ってほしくないという優しい気持ちと、息子としては自分の知らない世界を知っている父親に尊敬し、憧れるという親子愛が詰まったエピソードだと感じました。
父のキスシーンのまさかの反応
北村有起哉さんは、ボクらの時代に出演した際、父親の舞台を見た時の失敗談を語っています。
父親がシェイクスピア4大悲劇:オセローに出演した時、父が演じる軍人のオセローは自身が嫌っている人物の策略に乗り、愛妻であるデズデモーナを殺してしまうという役だったようです。
舞台ではオセローがデズデモーナを嫉妬に狂って殺してしまい、死後、奥さんに何度もキスする場面があったようで、
何度もキスをする親父に「やめろ~!」と叫んでしまい、親父もビクッとなって、隣にいたおふくろがぱっと口を塞いできた。
と話されておりました。
父親の迫真の演技で実話のように見えてしまい、父の演技を邪魔してしまったことを悔やむ気持ちとそれくらい父の演技がすごかったと称える気持ちを感じられるエピソードですね。
北村有起哉の兄弟姉妹も調査!
北村有起哉さんに兄弟や姉妹がいるかどうかも調査しました!
北村有起哉の兄弟姉妹は4歳上の姉!!
北村有起哉さんには4歳上の姉がおられます。
お姉さんのお名前は、北村由里(きたむらゆり)さんで女優として活躍されています。
プロフィールはこちら。
- 氏名:北村由里
- 生年月日:1970年10月13日(24年4月時点:53歳)
- 身長:164cm
- 経歴:1994年 文学座附属演劇研究所入所
1999年 座員になり、現在に至る
北村由里さんは高校卒業後に語学の専門学校を経て、1994年に父親と同じ文学座の演劇研究所に入り、5年後に座員となっております。
初舞台は、1995年の文学座の舞台:噂のチャーリーです。
その後も、文学座の舞台はもちろん、松竹など他の舞台にも多数出演しています。
主な出演作としては、
- 舞台:三人吉三東青春
- 舞台:龍の伝説
- 映画:一本の手
などがあります。
また、北村由里さんは父親の北村和夫さんと文学座ではない舞台でもたびたび共演しており、
- 乾いて候
- 信濃の一茶
- 新・乾いて候 そなたも同じ同じ野の花か
などの舞台で親子共演を果たしております。
姉弟そろって女優や俳優として活躍し親子共演も果たしている点から、父親と母親の偉大な才能が子どもたちに引き継がれていることがわかりますね!
まとめ
今回は北村有起哉の父は北村和夫!母親や実家の家族情報も全部まとめた!
という事で、北村有起哉さんの実家や両親(父・母)、兄弟姉妹など家族についての記事をお届けしました。
- 北村有起哉の実家はお金持ちである可能性は高いが、具体的な情報まではなかった
- 北村有起哉の父親は名俳優の北村和夫
- 北村有起哉の母親は北村希玖子で、江戸城を建築したとしても有名な太田道灌公の子孫
- 北村有起哉の4歳上の姉は女優の北村由里
以上の内容がわかりました。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。