ピン芸人のやす子(やすこ)さん。
愛されキャラとして人気を博し、2024年には24時間テレビのチャリティーマラソンランナーに選出されました。
そんなやす子さんの実家やお父さん、お母さんはどんな方達なんでしょうか?
今回はやす子の父は元自衛官で現在は離婚済み!児童施設での生い立ちもまとめた!
という事で、やす子さんの実家や両親、兄弟姉妹など家族についての情報を調べました。
目次
やす子の父はどんな人?
デビュー以降、やす子さんの父親についての詳細は不明となっていました。
それが明らかになったのは日本テレビ系「しゃべくり007」に出演したときのこと。
番組でやす子さんは2歳の頃から父親と離れ離れになっていたことを初めて明かしました。
物心がついたときには父親はすでにいなかったため、父についての記憶はほとんど持っていないようです。
そんな父親のことを「2歳の時に別れた生物学上の父親」と表現するところがやす子さんらしいですね。
しかし2022年にそんな父親からSNSに突如としてメッセージが届きます。
そこには
もしかして安井かのんさんですか?
と書かれていたそうです。
「安井かのん」とはやす子さんの本名。
ただそれだけだと父親ではなく、同級生などの可能性も有り得そうですよね。
ただその人はやす子さんが生まれた日にちや時間などを事細かに知っていたそうです。
やす子さんはメッセージを送った人が本当の父親だと確信します。
そのときの心情をやす子さんは
自分のお父さんはいないって思って生きてきたので、ビックリしました
と素直に明かしました。
後から知ったところによれば、実父はやす子さんがテレビで活躍する姿を見て、自分の娘だと悟ったそうです。
一昨年、おじいちゃんがテレビで『かのん(やす子の本名)』を見つけてまさかと思って調べたら本当に『かのん』で驚きました
と手紙で語っているので、祖父がまず気が付き、その後に父親も確信に至ったということなのでしょう。
その後、父親と実に22年ぶりの再会を果たしたというやす子さん。
そこで父親もやす子さんと同じく元自衛官だったという事実を知りました。
それ以外にも多くの共通点があり、
水泳も柔道もやってたらしくて、しゃべり方とか見た目とか、ちょっと人見知りな、わーってなっちゃうところとか、そっくりでしたし
と、驚きの連続だったことを明かします。
最後には「芸人になってすごい縁が広がった」と、父親との再会のきっかけとなった芸人という仕事に感謝を述べました。
やす子の父親の手紙とは?
「しゃべくり007」ではやす子さんが父親から送られた手紙も紹介されました。
以下がその全文です。
かのんへ
一昨年、おじいちゃんがテレビで「かのん」を見つけて「まさか」と思って調べたら本当に「かのん」で驚きました。
気が付いたらSNSで連絡していました。突然の連絡で驚いたでしょう?
去年、再会できた時、本当に感動しました。お母さんそっくりな姿に驚きました。
幼い頃の照れながらヨチヨチ歩きで私の方に寄ってくる姿が今でも目に浮かびます。
20年もの間会うことができず、父親として何もできなくて、いっぱい寂しい思いをさせてごめんなさい。
これからもう一度、父と娘の親子関係を築いていけたらと思っています。
今度、旅行にでもいきましょう。
これからも大変だろうけど芸能界での活躍を陰ながら応援しています。
お体には、くれぐれも気を付けて頑張ってください。
お父さんより
引用:https://grapee.jp/1298775
やす子さんは父親と自身の共通点に驚いていましたが、父親は母親とそっくりだと感じたようですね。
手紙を読んだやす子さんは、母親とも疎遠になっているなど、複雑な家庭環境を明かします。
ただいつかはそのような状況をどうにかしたいという想いが強かったようです。
そういった背景もあり、
なるべく死ぬまでに親孝行とかできたらいいなと思って、うれしいです
と、念願が叶った喜びをにじませました。
またやす子さんは父親について「長い目で見て、お父さんと思えるように接していきたい」と、親子としての時間を大切にしていきたいという気持ちも語りました。
長かった空白期間は、これからの時間がゆっくりと埋めてくれるのではないでしょうか。
やす子の両親は離婚済み!
やす子さんが2歳のときに父親と離れ離れになったのは前述のとおりです。
その理由は両親が離婚したからで、やす子さんは母親に引き取られて育てられました。
母子家庭ということもあり、その生活は金銭的にかなり苦しいものだったようです。
そこに追い打ちをかけるかのように、やす子さんは中学時代に生死をさまよう事故にあってしまいます。
14歳か15歳のときに、交通事故に遭って、九死に一生を得て。そこから人間関係も家庭環境も悪化して、親元を離れて生活していました
引用:https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2225527/
間もなくしてやす子さんは児童養護施設へと入ることになりますが、その理由は
母子家庭で、金銭的な面で、母は悪くないが養護施設に入ることになった
と、経済的な問題がそこにあったことを明かしました。
児童養護施設に入り、実母との関わりが減ったことで関係も疎遠になってしまったといいます。
しかしやす子さんは「芸人になり始めて連絡を取るようになりました」と語るなど、現在はまた母子としての絆を取り戻しつつあるようですね。
このような境遇でありながらもやす子さんはSNSで母親への感謝を述べています。
VTRでは可哀想な感じに見えますが実際子供の頃は貧乏だけどとても楽しかったし、1人で育ててくれた母親には感謝しています😄😄😄😄
— やす子 (@yasuko_sma) December 3, 2023
今はとても母と妹とも仲いいです#坂上指原のつぶれない店
その人柄が愛される理由もわかる気がしますね。
最近では実家にも頻繁に帰るようになり、その際には母と妹と食事をしたりするようです。
母親が撮影した自身の写真をSNSに投稿するなど、仲睦まじい様子を見せています。
SNSでは母親から送られた幼少期のやす子さんの写真も投稿していました。
母親も写真を残していたということは、疎遠になっても我が子を気にかけていたのではないでしょうか。
今後も仲良しな母子でいてほしいですね。
やす子の生い立ちもまとめた!
ここからはやす子さんの生い立ちを紹介していきます。
極貧にあえいだ小学生時代
やす子さんは山口県宇部市で生まれ育ちました。
2歳で両親が離婚し、その後は母子家庭のなかで育てられています。
母親は働きに出ているため、5歳下の妹と2人きりで過ごすことが多かったそうです。
生活はかなり苦しく、やす子さんは空腹の妹のために学校で率先して給食当番となり、余ったパンや牛乳を持ち帰っていました。
学校のない夏休みなどはスーパーで売っていた50円のパンの耳で飢えをしのいでいたといいます。
そのような生活の中でも、やす子さんは妹を喜ばせたい一心でパンの耳をアレンジして料理するなど、妹思いのお姉さんだったようですね。
やす子さんの卒業アルバムの写真を見ても、目立つのはやはりその笑顔です。
芸風からは想像できないような幼少期を送っていたやす子さんですが、そのポジティブさや優しさは小学生時代から変わっていないのかもしれません。
どん底だった中学・高校時代
中学生時代には「14歳か15歳のときに、交通事故に遭って、九死に一生を得て」と本人が語るように、やす子さんは生死をさまよう事故にあってしまいます。
それを機に人間関係も家庭環境も悪化し、やす子さんは親元を離れて児童養護施設に入ることになりました。
詳細は不明ですが、おそらくは事故による治療費などが関係しているのではないでしょうか。
学校には通いつつも学費も払えない状態で、やす子さんは人生の幕を閉じる事も考えたといいます。
中学校卒業後は、山口県立宇部中央高等学校へと入学。
高校へ進学しても、そこで待っていたのはクラスでのいじめでした。
さらにやす子さんが児童養護施設で生活していることを先生が生徒に話してしまうなどが重なり、孤立は加速していったといいます。
結果的にやす子さんは3年間トイレで昼ご飯を食べ、一時期は保健室登校をするまでに追い詰められてしまいました。
このような暗い青春時代が、高校卒業後のやす子さんの進路を決定づけることになります。
「安定」を求めて自衛隊に入隊
やす子さんと言えばお笑い芸人でありながら、元自衛隊という経歴が最大の特徴です。
しかし自衛隊に入隊したのは
18歳を過ぎたら誰も助けてくれない、家も借りれない、衣食住も揃ってる、安定を求めて
という現実的な理由だったといいます。
幼少期からの貧困、そして高校時代のいじめがやす子さんに「安定」を求めさせたのではないでしょうか。
地元・山口県では衣食住を提供される仕事はパチンコ店か自衛隊の二択しかなかったそうです。
パチンコ店での就職は叶わず、消去法で自衛隊に入隊したのだとか。
そしてやす子さんは高校卒業後に陸上自衛隊に入隊。
大久保駐屯地の施設科部隊(第4施設団)に配属され、ブルドーザーオペレーターとして2年間勤務をしました。
その後、自衛隊を辞め、東京で半年ほど清掃員として働いています。
そんなある日、自衛官時代からの友人からの誘いでお笑いと出会うことになります。
当初はその友人と「新人類」というコンビを結成していましたが、ライブ当日に相方が欠席。
やむなく即興でネタを作って舞台に臨んだことが、ピン芸人「やす子」誕生のきっかけとなりました。
やす子さんは芸人として活動する傍らで即応予備自衛官としても勤められています。
自衛隊に再入隊のようなニュース
— やす子 (@yasuko_sma) August 30, 2023
ありますが、今年の3月までやっていた予備自衛官にまた戻ろうかな〜という感じです✨✨
だから全然、お笑い芸人として頑張りながら年に数日、訓練に参加するよ〜って感じです😄😄😄
本業は芸人として皆さんを笑顔にできるよう頑張りまーす😄😄😄😄😄😄⭐⭐⭐ pic.twitter.com/xt8aQKoRDb
芸人として多忙になってから一度は休んでいたようですが、2024年4月から再び復帰をしているそうです。
これだけの人気芸人となればお笑いに専念してもいいような気がしますよね。
ただやす子さんは部隊の仲間との出会いや、自衛官時代の経験で役に立てるという思いで即応予備自衛官を続けたいと考えているそうです。
暗い青春時代を送りながらも、人に優しさを向けられるやす子さんは素敵な人だと実感させられます。
まとめ
今回はやす子の父は元自衛官で現在は離婚済み!児童施設での生い立ちもまとめた!
という事で、やす子さんの実家や両親(父・母)、兄弟姉妹など家族についての記事をお届けしました。
- やす子の父は元自衛官で、水泳や柔道を経験していたという共通点もある
- やす子の両親は離婚済みで、幼少期は極貧生活を強いられた
- やす子と母親は疎遠な時期もあったが、現在は仲良し
- やす子は暗い学生時代を送ったが、現在はお笑い芸人の傍らで即応予備自衛官も勤めている
以上の内容がわかりました。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。