モデル、俳優の窪塚愛流(くぼづか あいる)さん。
映画「泣き虫しょったんの奇跡」でデビュー。その後数々のドラマ・CM出演を経て2024年5月に初主演映画「ハピネス」が上映された、今もっとも注目される若手俳優のひとり。
そんな窪塚愛流さんの実家やお父さん、お母さんはどんな方達なんでしょうか?
今回は窪塚愛流に母親は二人!実の母・のんちゃんや育ての母とのエピソードも!
という事で、窪塚愛流さんの実家や両親、兄弟姉妹など家族についての情報を調べました。
目次
窪塚愛流には母親が二人!
窪塚愛流さんには「お母さん」と呼べる人が2人いらっしゃいます。
そう聞くと、「生みの親」と「育ての親」が別々にいるんだな、大変だったな…と思いますが
窪塚家のそれは少し違うよう…では、どういうことなんでしょうか??
父・窪塚洋介と現在の家族
現在の窪塚家は、父・窪塚洋介さん、母・PINKYさん、窪塚愛流さん、妹・あまとちゃんの4人家族です。
(※実際には窪塚愛流さんは実家から独立して、一人暮らしをしています。)
窪塚愛流さんの名前の由来は英語の「I’ll(I will)」
一般的に「未来」を表現する英単語です。
名前に込めた願いからも、「子煩悩で愛情深い」お父さん・お母さんがイメージできますね。
ご本人も過去に出演した映画「愛のゆくえ」についてのインタビューで
両親からの愛をあまり貰う事が出来ずに育った少年という役を「自分とは真逆」とコメント。
僕は両親から愛をたくさん注がれて育ってきたので、どうやって彼の気持ちを理解すればいいのかわからなかった
演じる過程で、ご両親への感謝も改めて感じた…という窪塚愛流さん。
「もし将来子供ができたら、どんな時でもその子の事をとことん愛そう」と思ったそうです。
肌で感じるくらいご両親からの愛情を感じて、自分もそうしたいと思うくらい良いことだと思っているんですよね。
母は、昔からずっと、言葉と行動ではっきり愛を伝えてくれます。いま僕は一人暮らしなので、たまに母に会うと、僕の頭をぐしゃぐしゃと撫で回してくるので、僕は「やめろよ~」とか言って手を押しのけたりします (笑) 。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/44dc9d416cacd5d8bae128c8f09a8cab09320fce
愛情表現がストレートなお母さんに対し、お父さんは少し違うそうで…
窪塚愛流さんが大人になってからはストレートに表現してくれなくなったそうです。
同性こその「大人になったから、こども扱いはしない」という愛情表現なんでしょうか。
そのかわり出掛ける時は、こう声をかけてくれるんだとか
楽しんで
それが仕事の時も、遊びに行く時もいつでも。
この言葉は、「せっかく生きているんだから楽しまなきゃ」と気合を入れてくれるんだそうです。
自分のモットーは「ただやるのではなく、楽しむ」かもしれない とも。
数々の芯の強さと素直さを感じる窪塚愛流さんのコメント。
愛情のかけ方って本当に大事なんだな…と思います。
時代は、PINKY and NONフォーメーション
離婚後、子供ファーストな窪塚洋介さんは、息子の生活環境を変えないよう、自分の生活拠点を大阪に移します。
しばらく母親のもとで暮らしていた窪塚愛流さんですが、中学に上がるタイミングで父親に引き取られます。
新しい環境への不安からか、1度だけ「パパとママと横須賀の家で暮らしたい」と窪塚洋介さんに伝えたことがあったそうです。
わがままを言う子じゃなかっただけに、この一言はものすごいショックをお父さんに与えました。
そんな息子の姿を見た窪塚洋介さんは、「このままでは家族がダメになってしまう」と行動を起こします。
どちらかの親と一緒にいる時、いない方の親に気を遣う…子供にとって健全でないことは排除したいと思ったそうです。
今の奥さんの懐が深くても、前の奥さんがイヤなら成り立たないし、そもそも子供の気持が一番大事。
ありとあらゆる手を使って家族みんなが仲よくいられるような環境を整える努力をしました。
もちろん大変なこともあったんだけど、大きな愛の下に1歩1歩そういう風になっていったという感じ
奇跡的に心意気の良い人間が集まった、それぞれを尊重しあって“今の形”になっている とのことです。
前妻を含めてひとつの家族として交流する窪塚家。
自分の気持ちと家族の気持ちを1番に考えているから、世間体とかは気にしない。
あるがままに、なるようになったのが今の窪塚家の形なんだそうです。
時代はPINKY and NONフォーメーション
窪塚洋介さんがSNSで発信した言葉ですが、子どもファーストを貫いた結果、辿り着いた答えなんですね。
窪塚愛流さんと「家族」
小学1年生のときに福島で原発事故が起きて、直後に家族で関西へ引っ越し。
幼馴染と別れ、両親の離婚…親は近くにいましたが、心のなかではひとりぼっちだなとよく感じていたそうです。
いまは新しい母親と実の母親、父親と仲良く交流していて、母がふたりいるような感じ という窪塚愛流さん。
ただ、それが当たり前だと思っていたそう。
むしろその環境だったからこそ、人に感謝できる人間になれた とさえ。
たしかに悩んでいたこともあったけど、それがいつか俳優の仕事の肥やしになるかもしれない…と、
すべてプラスに考える、いままでの人生をネガティブには受け取りたくない とのこと。
引っ越した当初、本当の自分ではないことをウワサされたこともあったそうです。
それでも、誰に何と言われても、父親のこと、母親のこと、家族のことを誇りに思っていたとのこと。
たくましい!
自分はこの両親のあいだに生まれて幸せだなと思って、いまもずっと生きています。
ただ、苦しいことがあったら毎回相談するのは友人、ぐっとこらえる力をくれたのは妹の存在。
ご両親にはほとんど弱音を吐かなかったそうです。
現在一人暮らしをはじめてからは、お父さんには仕事のこと、お母さんには料理のことを相談することが増えたそうです。
窪塚愛流さん→実の母親と父親が離婚することを受け入れた
実の母親→父親と離れて暮らす選択肢があったはずだけど、息子のことを考え、近くにいてくれた
新しい母親→父と母の考えを、窪塚愛流さんのために受け入れてくれた
妹→その環境を自然に受け入れている
相手の気持ちをそのまま抱きしめてあげることができたら幸せなこと…と言われます。
ホントにしっかりしていますね。
将来の夢は「たくさん稼いで、ハワイに大きな家を建てて家族と一緒に幸せに暮らすこと」だそうです。
夢のためにも、がんばる姿を応援したくなりますね!
窪塚愛流の実の母「のんちゃん」はどんな人?
窪塚愛流さんのお母さんの名前は徳子(のりこ)さん。
・元ダンサー
・愛称は「のんちゃん」
・窪塚洋介さん(1979年5月7日生まれ・45歳)の2歳年下 現在43歳
結婚までのいきさつ
お父さん・窪塚洋介さんとは2002年ごろに知り合い、2003年5月に結婚することになりました。
出会ったきっかけはダンスだったそうです。
こいつのいいトコもわるいトコもひっくるめて、こいつと一生一緒にいたいと思えたから結婚する
入籍手続きに不備があり、2日連続失敗してトボトボ引き返す…という珍事がありましたが
三度目の挑戦で無事成功、電撃結婚発表から三日後のことでした。
お父さんである窪塚洋介さんは当時ものすごい人気でしたので、報道もすごかったです。
結婚後に週刊誌から、風俗関係の仕事をしていた過去を暴露されてしまう被害を受けたのんちゃん。
週刊誌のスクープ記事に対して、窪塚洋介さんは「昔はどうあれ、今がちゃんとしていれば俺はいい」とコメント。
さらに、入籍の瞬間を狙った記者から「一般の人だからいじめないで」と守りました。
当時、のんちゃんは妊娠5ヶ月。
性別はまだわからなかったが、お腹の赤ちゃん(つまり窪塚愛流さん)は話しかけるともう動くと話し、
(窪塚洋介さんは)とても優しい。楽しい家庭にしたいです
と、2月の誕生日に貰った、というダイヤモンドが埋め込まれたシルバーの婚約指輪が輝いていました。
別居、そして離婚へ
ところが、2011年3月の東日本大震災で、窪塚家の様子も変わります。
原発事故による放射能汚染を恐れた窪塚洋介さんの判断で、母子はのんちゃんの実家がある大阪に移住して暮らすことになります。
仕事のあるお父さんのみ横須賀のマンションで生活し、仕事の合間を見て大阪へ行くという事実上の別居。
その後ほどなくして2人は離婚。
育児に対する見解の違いが原因とのこと。
『子供のことを第一に考える』という鉄の掟の下、下した判断であり3人のためのベストの道
いわゆる“円満離婚”だったそうです。
子供の父と母として
離婚の際、お父さんは
・嫁に対してはダンススクールの件含めサポートしていく
・遠戚のような感覚
・紙の上の親権は父。だが、子供の親は2人、父と母、その心構えは変わらない
・力を合わせて精進
とコメント ここでも男らしい覚悟を見せます。
俺にとっても「こいつと一生添い遂げよう。一生面倒をみよう」と1度は思った相手だし、言い方難しいんですが、そのとき決めた覚悟は本物で、別れてからも覚悟まではひっくり返らないですよ。だから今だに彼女の生活費は俺が出してますし。それは裁判でどうのとかの類の流れではないんですよね。
引用:https://news.livedoor.com/
理屈っぽく、頭で考えて行動するタイプのお父さんに対し、お母さんは直感的に生きているタイプ。
お父さんが、息子と築きたいと思って色々考えてしまう関係性を、お母さんであるのんちゃんはすでに築けている。
そういうところにリスペクトする気持ちがあるから、離婚後もこの関係が続いている。
・絶句するくらいブッ飛んでて心配なことが多い
・教えられてきたこともたくさんある
・「こいつ、かっこいいな」とか、「ステキだな」と思うところは今もあるから、敬意もある
なんか、お母さんは魅力的な人ですね。
ちなみにリスペクトする気持ちは、のんちゃん本人には言っていないそうです。
息子の窪塚愛流さんにお母さんのことを触れる時も
人格を否定するような悪いことは言わず、たまに「すごいな!お前のかあちゃん!」と言って肯定するのだとか。
なぜなら、息子は絶対的にママの味方だから。
お父さんがお母さんを悪く言うのは聞きたくないだろうと思うから。
(のんちゃんは)あいつの半分だから、それを完全に否定するようなことを言っちゃうのはよくないなと思うんです。
いっぽうで「どっかでグレるかなと思っていた」と覚悟もしていたそう。
その場合も受け止めて行こうと思っていたでしょうけどね。
しかし父の心配をよそにまっすぐに育ち、「夢を与えてくれた存在」だとコメントしてくれました。
自分に夢を与えてくれたのは、父や母、それから叔父です。父は俳優、叔父はアーティスト、母は元ダンサーと皆表現者だったので、何かを表現することに昔から憧れを持っていました。
引用:https://mdpr.jp/interview/detail/4173074#google_vignette
複雑な環境を心配して、人一倍息子第一に考えてくれていた両親の愛情はしっかり伝わっていました。
現在ののんちゃん
離婚後、「親権」は父親に「養育権」は母親にわたりました。
親権は、金銭的に面倒をみる権利、養育権は育てる権利です。
日本では、通常どちらかが親権と養育権を両方取得するのが一般的のようです。
離婚の理由の一つに「のんちゃんの育児放棄?」という疑惑もありましたが
養育権をゆだねているところをみると、ウワサに留まるようですね。
中学校入学を機に、窪塚愛流さんはお父さん家族と一緒に暮らす選択に至りますが、
それこそ家族ぐるみで付き合っています。
離婚後は大阪の実家に戻り、ダンサーの経験を活かし、ダンススクールを経営していらっしゃいます。
こちらも窪塚洋介さんからの金銭的援助も続いているのではないでしょうか。
クールな美貌はしっかり窪塚愛流さんへと受け継がれているもようです。
窪塚愛流の育ての母も調査!
窪塚愛流さんの「育てのお母さん」はPINKYさん。
・1983年6月13日生まれ(41歳)
・(旧姓)菅原優香(すがわら ゆうか)
・岩手県出身
・AB型
・元レゲエダンサー、現在の肩書きは「モデル・ヨガインストラクター・ネット販売サイトプロデューサー」
レゲエダンサーはセクシーな衣裳や振り付けでパフォーマンスすることで有名。
柔軟性と体幹の強さが必須という、難易度の高いダンスのようです。
ユニットやピンで活動していましたが、2013年卍LINE(窪塚洋介さんのレゲエDJ名義)の専属ダンサーやモデルの活動が多忙となり、ショーダンサーを引退。
2012年には長年の夢だったというコスチュームショップ「Envy」をオンラインで運営。
なかなか多才な女性ですね。
出会いから結婚(再婚)へ
PINKYさんと窪塚洋介さんは、2012年の音楽ライブで出会い、2015年に結婚。
2012年6月12日に前妻のんちゃんとの離婚が成立したのはPINKYさんの誕生日とも。
この投稿で「不倫略奪」疑惑が出てバッシングを受けてしまいます。
しかし、離婚を切り出したのは前妻のんちゃんから…という話もあるようなので、真相は分かりません。
この後も順調に交際が続き、
2015年12月16日ツイートにて
この大きな節目とも言えるような特別な年の最高の仕上げとして、そして、さらなる高みを目指すために、ここ数年”伴侶”として寄り添ってくれている、PINKYこと菅原優香と、そろそろ結婚しますです
と結婚を発表。
そして窪塚洋介さんデビュー20周年を記念したアニバーサリーパーティーで公開プロポーズ!
ご自身の曲「I LOVE U」を捧げ、これを受けたPINKYさんも
これからもっともっと素晴らしい、幸せなことが沢山あると思うけど、今までの人生の中で一番幸せだった日
と感激のコメント。
窪塚愛流さんと一緒に生活していることが判明したのは、PINKYさんのブログからでした。
九州で余震が続いていますね…
引用:https://ameblo.jp/kinky-pinky-candy/entry-12150962630.html
今日は土曜参観だったので、息子を中学校へ送り出す時久しぶりにTVをつけたのですが、ニュースで被害状況を見てとても胸が痛みました。
被害がこれ以上広がらないことを祈るばかりです…。
大きな災害が起きるたびにコメントや支援のアナウンスをされています。
というのも、窪塚洋介さんの以前の家族にとって大きな影響を与えた東日本大震災。
PINKYさんは岩手県出身で、故郷が被災されているのです。
おそらく、他人事とは思えないのではないでしょうか。
ここにもなにか運命めいた大きな力を感じてしまいますね。
その後、二人の間に窪塚愛流さんの妹となる「あまと」ちゃんが生まれます。
私の天使たち
14歳下の妹をとても可愛がっている窪塚愛流さん。
そして、そんな2人のことをmy Angelsと表現しています。
料理上手な一面もあり、窪塚愛流さんが学校行事などに持っていくお弁当もPINKYさんが作っていたそうです。
家族でお祝いをした時や美容に気を遣った美味しそうな料理などを度々SNSで披露しているPINKYさん。
窪塚洋介さんも「ゴハンすごい美味いから」と絶賛
こちらはファスティング(断食)準備期間に迎えた窪塚洋介さんの誕生日のベジタリアンご馳走。
愛情がこもっているのはもちろん、丁寧な仕事をする人なんだなというのが感じられます。
ただ甘やかすだけでなく、きちんとダメなことはダメと伝えているようで、
背伸びをして、オシャレや遊びを覚え出した14歳の窪塚愛流さん。
門限を遅くしてくれって頼んだものの、断られたそうです。
いつもべったりな妹さんと、二人に寄り添うPINKYさんの距離感を見ても、仲の良さが分かりますよね。
んん!? スタンプで隠れているのはもしかしてのんちゃんでしょうか?!
元妻・妻を超えて
前の奥さま、のんちゃんのことは窪塚愛流さんのかけがえのない母親として受け入れているそうです。
離婚後も一緒に旅行に行ったり、ディナーを楽しんだりと交流があるようで、
窪塚洋介さんも「自分抜きで会ったりしている」ことを嬉しく思っているみたいですね。
お誕生日にケーキを作りあうの素敵ですね。
のんちゃんとPINKYさん、ここまで来るにはそれなりの葛藤をお互いに乗り越えてきたと思います。
否定することは簡単ですが、受け入れることって難しい一面もありますもんね。
大好きな人が大切にしている存在のために、自分も一緒に生きていく者としてに選んだ新しい家族のかたち。
自分達が幸せだと思える選択を突き詰めていけたら、そこにはやっぱり幸せしかないはず!
見習いたい新しい発見がたくさんあった気がしませんか?!
まとめ
今回は窪塚愛流に母親は二人!実の母・のんちゃんや育ての母とのエピソードも!
という事で、窪塚愛流さんの実家や両親(父・母)、兄弟姉妹など家族についての記事をお届けしました。
- 窪塚愛流さんには二人のお母さんがいます。みんなの幸せを突き詰めた新しい家族の形です
- 窪塚愛流さんのお母さん、のんちゃんは個性的・魅力あふれるカッコイイお母さんです
- 窪塚愛流さんのお母さん、PINKYさんは愛情の深い素敵なお母さんです
以上の内容がわかりました。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。