日本女子バスケットボール選手の馬瓜エブリン(まうり エブリン)さん。
東京オリンピックで銀メダルを獲得し、現在は日本バスケットボール選手会の副会長も務めています。
そんな馬瓜エブリンさんの実家やお父さん、お母さんはどんな方達なんでしょうか?
今回は馬瓜エブリンの両親の仕事や生い立ちは?兄弟など家族構成も調査!
という事で、馬瓜エブリンさんの実家や両親、兄弟姉妹など家族についての情報を調べました。
目次
馬瓜エブリンの実家はお金持ち?
まずは馬瓜エブリンさんの実家について調べてみました!
馬瓜エブリンの実家の場所は愛知県豊橋市
馬瓜エブリンさんは愛知県豊橋市出身で、愛知郡東郷町で育ち、実家もこちらにあるようです。
幼い頃からスポーツ好きの両親の影響を受け、よくNBAを見ていた馬瓜エブリンさん。
中でも初めて衝撃を受けた選手がドウェイン・ウェイド選手。
彼の影響で6歳頃からバスケ選手に憧れていました。
バスケットボールを始めたのは小学4年生。東郷町立高嶺小学校に在籍していました。
小学生の頃から体格に恵まれていた馬瓜エブリンさんは運動会で大活躍!
小学生の中に大人が混じっているような体格差で、リレーでは同級生をごぼう抜きしていたそうです。
東郷町立東郷中学校に進学したころには、馬瓜エブリンさんの身長は180cmあったそうです。
この恵まれた体格を生かさない手はないですよね。
馬瓜エブリンさんはU−16日本代表の選手に若干14歳で選ばれます。
しかし出場するには日本国籍に変更しなければならないことを初めて知らさせます。
当時の馬瓜エブリンさんは、ガーナ出身の両親の間に生まれたので国籍はガーナ。
しかも日本では未成年の場合、日本国籍を取得するためには両親も帰化申請しなければいけない決まり。
馬瓜エブリンさんは国籍変更の壁を感じたそうです。
問題となったのはガーナ出身の両親の日本語力。
帰化するには小3程度の読み書きが必須ですが、馬瓜エブリンさんは日本生まれの日本育ちなので日本語はペラペラ。
ちなみに両親とは英語で話すそうなので、馬瓜エブリンさんは英語も話せます。
しかし馬瓜エブリンさんの両親は日常会話はできても、読み書きが不得意だったようです。
そこで帰化申請時、馬瓜エブリンさんの両親は必死に日本語の読み書きを、夜な夜な猛勉強したそうです。
日本語はひらがな、カタカナ、漢字があり、世界で難しい言語の一つですから、習得は難航したでしょう。
そんな苦労もあったのに、馬瓜エブリンさんの両親は迷わずに帰化することを選んでくれたと話します。
そんなご両親について、馬瓜エブリンさんは
自分が大人になったら恩返ししないとって思いました。
と語られていました。
中学卒業後はバスケットボールの強豪校、桜花学園高校に進学。
高校三冠獲得、U-17日本代表にも選出され世界選手権ベスト4と確実に実績を上げていきます。
桜花学園高校に進学を決めたのは、ミニバスの大会を観に来ていた井上監督がきっかけ。
「桜花学園遊びに来る?」と声かけられ、二つ返事で遊びに行った馬瓜エブリンさん。
当時は強豪校と知らなかったので、「このおじちゃんは誰だろう」と思っていたそうです。
なんともノリの良い、馬瓜エブリンさんらしい出会いですね。
馬瓜エブリンの実家はお金持ち?
馬瓜エブリンさんはバスケットボールをやる前は、水泳とピアノをやっていました。
水泳の稽古費用は、月謝が平均7,200円程度で、入会金は3,000~7,000円程度。
上級クラスになっていくと月謝も上がる可能性があり、馬瓜エブリンさんは育成強化クラスまで進級しています。
ゴーグルなどの備品と合わせても費用がかかったと思われます。
ピアノは年齢やレベルで月謝が変動しますが、小学生クラスなら8,000円前後が相場。
練習用に電子ピアノを購入するとなれば100,000円はかかると推察します。
ちなみに馬瓜エブリンさんは水泳教室後にピアノ教室に通っていたそうで、レッスン中によく眠たくなったそうです。
眠気でピアノに全然集中できなくて、ピアノの先生によく怒られたと馬瓜エブリンさんは話します。
疲れた後のピアノはどんな曲でも子守唄になっていたのかもしれませんね。
馬瓜エブリンさんはバスケットボールの強豪校、桜花学園高等学校に進学します。
桜花学園高等学校の授業料・諸費用は3年間で約1,850,000円ほど必要。
他にも小学生の頃からバスケットボールをしているので、月謝、ユニホームなどの備品もかかります。
地域のスポーツ少年団が運営するスクールでは月謝が1,000円~3,000円程度、入会費が3,000円程度です。
民間のスクールでは月謝が5,000円以上で、部活動でも部費、遠征代、会場代などがあります。
ここまでの情報を見ても、馬瓜エブリンさんのご実家がお金持ちであるという確証は見つかりませんでした。
馬瓜エブリンさんの体格を考えると、水泳選手にもなれていたのではと思ってしまいますね。
ピアノの演奏も機会があれば聴いてみたいです!
馬瓜エブリンの実家の両親(父・母)はどんな人?
馬瓜エブリンさんの実家のお父さん、お母さんについても調べました!
馬瓜エブリンの父親はガーナ出身のエンジニア!
馬瓜エブリンさんのお父さんは、ニコラスさん。
年齢は非公開ですが、ガーナ出身で、身長が193cmもあります。
家族写真を見てみると、後ろの建物のベランダ柵でしょうか、馬瓜エブリンさんのお父さんの頭が超えてしまってますね。
右端に並ぶ当時14歳の馬瓜エブリンさんも柵越えしてて、父娘共々驚きの長身ですね。
馬瓜エブリンさんのお父さんは、元々ガーナでエンジニア関係の勉強をしていました。
さらに勉強がしたとガーナで結婚した後に単身来日。
愛知県内の自動車部品工場でエンジニアとして働いていたそうです。
会社名は非公開ですが、馬瓜エブリンさんが「トヨタ自動車アンテロープス」に加入したことでトヨタ自動車関連に勤務しているのではと噂があります。
しかし馬瓜エブリンさん本人も詳細を明らかにしていないので真偽は不明。
その後、馬瓜エブリンさんのお母さんが追いかける形で来日、2人の子供を授かります。
馬瓜エブリンさんのお父さんは来日時、日本語が全くわからない状態でした。
しかし大学に入り、そこで友達ができて色々と助けてもらっていたようです。
馬瓜エブリンさんのコミュ力の高さはお父さん譲りなのかもしれませんね。
馬瓜エブリンさんのお父さんは娘思いで、馬瓜エブリンさんが出場する国際試合には、必ず応援に駆けつけました。
それも日本とガーナの国旗を持ってです。母国愛も忘れてはいません!
ちなみに日本国籍になったことでつけた「馬瓜」という苗字は、馬瓜エブリンさんのお父さんが命名。
ガーナでの名前(ファミリーネーム)が「マウリ」だったことに由来するそうです。
馬瓜エブリンさんのお父さんは家族愛、母国愛に溢れた人なんですね。
馬瓜エブリンさん本人は「馬瓜」ではなく「桜木」にしたかったそうですよ。
あの大人気バスケ漫画の主人公と同じ苗字にしたかったのかどうかは謎のままです。
馬瓜エブリンの母親は明るく陽気な自慢のお母さん!
馬瓜エブリンさんのお母さんはフランシスカさん。
身長は175cmと高めで、馬瓜エブリンさん(右 180cm)、馬瓜エブリンさんの妹(左 181cm)に挟まれても見劣りしません。
年齢は実の娘にも頑なに秘密だそうで、正確な年齢はわからないんだとか。
フランシスカさんは幾つになって乙女なようです。可愛い!
馬瓜エブリンさん曰く、いつも明るく陽気で自慢のお母さんなのだとか。
バスケットボールの試合にはいつも応援に来てくれ、観客席から踊ったり、人一倍声援多く送っているそう。
きっとコートも観客席も大盛り上がりなんでしょうね。
そんな陽気なお母さんに馬瓜エブリンさんはオリンピックの応援で使ってもらえるようにスペシャルユニフォームをプレゼント!
同じバスケットボール選手の妹・ステファニーさんのことも一緒に応援できるように、2人の背番号を背中と前に縫い合わしました。
制作したのは普段スーツを仕立てている名古屋の尾張屋用品店。
ユニフォームの仕立ては初めてだったらしく、相談された時はびっくりされたそうです。
馬瓜エブリンさんのお母さんにユニフォームは大好評!喜んでもらえたそうですよ。
このユニフォームを着た馬瓜エブリンさんのお母さんが踊っている姿が目に浮かびますね。
しかし、そんな明るい馬瓜エブリンさんのお母さんも大変な時期はありました。
ガーナから来日した頃は日本語を話せない上に、子育ても家事もとやることは山積み。
慣れない文化の中で苦労は多かったはずです。
馬瓜エブリンさんはバスケットボールを始めた小学校時に、自分の体格や肌の色の違いに悩みました。
「どうしてみんなと違うの?」と馬瓜エブリンさんが問うと、「どうして同じがいいの?」と言われたそうです。
自分自身にしかない魅力を逆になんで使わないの?
この言葉で馬瓜エブリンさんは自分が考え方を変えることによって、周りの人も色々話し興味を持ってくれるようになったと語ります。
馬瓜エブリンさんのお母さんも職場などで色々言われていたはずなのに、物ともしない立ち振る舞いだったそう。
そこがまた馬瓜エブリンさんがお母さんを尊敬する部分なのかもしれませんね。
馬瓜エブリンの両親のエピソードも紹介!
馬瓜家ではガーナ料理が多く食卓に上るそうです。
今でも馬瓜エブリンさんが好きで作ってもらうのは『カクロ』っていうガーナのバナナケーキ。
バナナをマッシュして生姜などを練り込み、団子みたいにして油で揚げる。
これがガーナ料理では定番で、とても美味しいそうです。
そのほかにもバンクとフフっていう主食を手で食べていました。
しかし馬瓜エブリンさんは一時期、手で食べるのが恥ずかしいかったことがあります。
家族だけで食べるときは手で食べるけど、友達が家に来たとき『どうやって食べるの』って聞かれるのが、一時期嫌だったそうです。
馬瓜エブリンさんにも思春期があったんですね。
馬瓜エブリンの兄弟姉妹も調査!
馬瓜エブリンさんに兄弟や姉妹がいるかどうかも調査しました!
馬瓜エブリンの兄弟は同じバスケ選手の妹がいる!!
上記でも触れましたが、馬瓜エブリンさんには妹さんがおられます。
3歳年下のステファニーさんは日本で生まれ育ち、馬瓜エブリンさんと同じくバスケット選手として活躍。
パリ五輪の女子バスケットボールの代表に選ばれました。
ステファニーさんとは幼い頃に喧嘩もしていたが、お互いのことを「エブリン」「ステ」と呼び合い、プライベートで旅行をしたりするほど仲よし。
幼少期、容姿の違いから周囲から心無い言葉を言われてきたことも少なくなかったが、支え合いながら乗り越えてきました。
ステファニーさんが他人から嫌なことを言われて泣いて帰ると、
その子はどこだ!!
と馬瓜エブリンさんがその子に注意しに行ったそうです。
しかし、注意に行った先で話がまとまらず、大喧嘩になっていたそうですが・・・
それでも「ステファニーさんの後ろには怖いお姉ちゃんがいるぞ」となり、守られた部分があったとステファニーさんは話します。
姉妹の絆の深さが伝わってきますね。
まとめ
今回は馬瓜エブリンの両親の仕事や生い立ちは?兄弟など家族構成も調査!
という事で、馬瓜エブリンさんの実家や両親(父・母)、兄弟姉妹など家族についての記事をお届けしました。
- 馬瓜エブリンの実家は愛知県豊橋市
- 馬瓜エブリンの実家はお金持ちであるという確証はなかった
- 馬瓜エブリンの父親はガーナ出身のエンジニア
- 馬瓜エブリンの母親は明るく陽気な自慢のお母さん
- 馬瓜エブリンの兄弟は3歳年下のバスケ選手の妹がいる
以上の内容がわかりました。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。