北京オリンピックにも出場したスキージャンプの小林陵侑(こばやしりょうゆう)選手。
その実力はあのレジェンド葛西選手が太鼓判を押すほどです。
もちろん本人に対する注目度も高いですが、実は4人兄弟でしかも兄弟全員がスキージャンプの選手ということは知っていましたか?
今回は小林陵侑の兄弟や姉など家族構成まとめ!両親(父・母)の顔や職業も調査!
という事で、小林陵侑さんのご兄弟や美人だと話題の姉などご家族を紹介していきたいと思います。
目次
小林陵侑の兄弟もスキージャンプ選手!
まずはご本人、小林陵侑(りょうゆう)さんについて。
小林陵侑さんは岩手県出身のスキージャンプの選手で、小林家の次男であり、1996年11月8日生まれ。
もの心ついた頃から雪で遊ぶ生活をしており、家の前にジャンプ台があり兄と一緒にジャンプをして遊んでいたそうです。
なんと幼稚園年中の頃には20メートルくらいのジャンプを跳んでいたみたいです。
5歳の時からスキーを始め、兄の影響により小学校1年生でジャンプを始めますが、
本格的にジャンプ板を履いた記憶があるのは小学校3年生だったそうです。
高校まではノルディック複合にも取り組んでおり全日本中学大会で史上2人目となる、ジャンプとノルディック複合の二冠を達成しています。
高校卒業後の2015年4月から、葛西紀明選手が選手兼監督を務める土屋ホームに入社しています。
2016年1月ザコパネ大会にて7位という鮮烈なワールドカップデビューを果たし、
続く2018年2月には平昌オリンピックで日本勢最高のノーマルヒル7位入賞しました。
五輪後の世界選手権では自己最高の6位となっています。
そして2018年8月の初優勝を皮切りに、同年11月ルカ大会にてワールドカップ初優勝の勢いのまま、スキージャンプ週間では4連勝という快挙を成し遂げ、
これにより史上3人目のグランドスラムを達成。
2018-2019シーズンを通して史上2人目の1シーズン13勝をあげ、
日本人初の『FISスキージャンプワールドカップ』男子総合優勝を成し遂げました。
さらに、多くの大会へ出場し優勝を重ねてきた陵侑さんはスキーの日本男子で初めて、
2021年11月のFIS(国際スキー連盟)ワールドカップ第3戦で今季初優勝しています。
これにより、通算19勝で並んでいた複合の萩原健司・渡部暁斗を抜き、最多の通算20勝に到達していることから、
北京五輪での活躍が期待されているんですね!
そんな陵侑さんですが、あの長野オリンピック金メダリストの原田雅彦さんも実力を認めるほどの、
スキージャンプ界では有名な4兄妹をお持ちです。
そんな陵侑さんの兄弟たちをそれぞれ紹介していきますね。
小林陵侑の兄弟①長男・小林潤志郎
まず長男の潤志郎(じゅんしろう)さん、1991年6月11日生まれ。
ジャンプを始めたきっかけは、テレビで原田雅彦さんや岡部孝信さんを見て憧れて始めたそうです。
盛岡中央高校時代には、ノルディック複合選手として活躍しており、
高校3年生の2010年の時に、ノルディックスキージュニア世界選手権の複合・個人スプリントで、日本人では2人目となる金メダルを獲得しています。
しかし、元々ジャンプが得意で、高校1年生の時にインターハイで優勝、
高校3年生の時には、伊藤杯シーズンファイナル大倉山ナイタージャンプ大会で成人組を抑え、優勝しています。
高校卒業後は、東海大学国際文化学部へ進学し、2011-2012年シーズンから本格的にスペシャルジャンプに転向をしています。
ジャンプ転向1年目で、2大会連続でトップ10入りを果たし、
スキージャンプ・ワールドカップの日本代表入りを果たします。
2017-2018年シーズンで、全日本スキー選手権大会ノーマルヒルで初優勝を果たし、
同年のスキージャンプワールドカップ ポーランド・ヴィスワ大会で初優勝しています。
現在は雪印メグミルクのスキー部に所属しています。
2018年5月に、小林潤志郎さんは、約3年間の交際を続けてきた同じ年の一般女性と、結婚したことを公表しています。
【小林潤志郎さんと奥様の似顔絵】
似顔絵からはちょっと伝わりませんが(笑)、
奥様は女優の有村架純さん似の美人で、
元栄養士として薄めの味付けで健康を気遣い、普段の食生活をサポートし潤志郎さんの大きな支えになっているようです。
結婚式は2019年4月6日に札幌で行われており、神前式や披露宴では白無垢、着物、ドレスも披露されて豪華な結婚式だったそう。
また2020年2月26日に第一子が誕生したことを、自身のインスタグラムで報告をしています。
2ショットの後ろに飾られているので、おそらく男の子で名前が志乃介、生後3ヶ月には8キロ越えのビッグbabyだそうです。
小林潤志郎さんは2019年には、全日本スキー選手権大会ノーマルヒル優勝、
2021年は、札幌市長杯宮の森サマージャンプ大会成年組で優勝をしています。
潤志郎さんは背中で見せると長女の諭果さんは語ります。
小さい頃は兄弟はよく真似をしたそうで、潤志郎さんが始めていなかったら、小林兄妹はジャンプをしていなかった可能性も。
性格的には大人しいとのことで、落ち込んでいる姿も見たことがないし、
常に上がり過ぎず、下がり過ぎずという感じで冷静な印象があると話していました。
そういったエピソードから長男としての風格を感じることができますね。
小林陵侑の兄弟②三男・小林龍尚
次に、三男の龍尚(たつなお)さんは、2001年8月10日生まれ。
現在盛岡中央高校に在学中です。
龍尚さんは、3歳の時からクロスカントリースキーを始めています。
スキージャンプを始めたきっかけは、兄弟の練習について行くうちに自然と小学1年生から始めたのだそう。
ちなみに、長男の潤志郎さんとは10歳、長女の諭果さんとも7歳離れているので、
昔はとてもかわいかったと諭果さんは話しています。
小、中学校では野球と両立をし、中学からはノルディック複合も始めており、
スキー全国中学校大会ジャンプで第4位に入賞されます。
兄弟が世界で戦う姿を見て「スキーしかない」と改めて思い、
高校へ入学してからはジャンプに専念していたそう。
2019年、高校2年生の時に全国高校スキー大会で準優勝し、同じく国民体育大会では少年の部で準優勝という結果を残しています。
また、2019年の世界ジュニア選手権に日本代表として出場し、個人では24位に終わっていますが、団体戦で4位に入賞しています。
この結果に個人的には実力が出せたといい、世界を経験したことで自信を深めたと語っています。
陵侑さんと同じように高校時代から、レジェンド・葛西紀明さんに師事を仰ぎ、
全日本スキー連盟の2020-2021年シーズンの強化指定選手にも選ばれています。
龍尚さんの実力は、世界にはまだまだ通用しないが、全日本Aランクくらいのレベルまではすぐいける。そこから先は努力にかかってくるが、飛躍する光はある。
と葛西紀明さんは語っていました。
ちなみに、平昌オリンピックでは兄の潤志郎さんと陵侑さんが兄弟で出場し話題となりましたが、
実は末っ子の龍尚さんもテストジャンパーを務めたそう。
テストジャンパーとは、競技が行われる前に安全確認のために飛ぶ役割のことだそうです。
そして、龍尚さんはオリンピックでの金メダルも目標にしていますが、それよりも兄の陵侑さんと同じようにW杯総合優勝が理想だといいます。
兄(陵侑)の活躍は刺激になっている。一番目標とする選手だし、一番越えたい選手でもある。兄を超えるのは自分しかいないと思っている。
引用:https://www.nikkansports.com/
さらに、弟の龍尚さんは
やると決めたからには、誰にも負けたくない。世界一のジャンパーになる
と熱い思いを語っています。
「お兄ちゃんたちがまだ若いうちに同じ舞台に立ち、小林、小林、小林と続く団体戦をやってみたい」
と3人の男兄弟でスキージャンプ団体戦の舞台に立つことが夢だそうです。
ちなみに姉の諭果さんは龍尚さんについて、ビッグマウスでかなりポジティブ思考だといいます。
どちらかというと陵侑さんに似ており、柔軟な考え方で兄2人の良い部分を見習おうとしている姿勢が感じられるとのこと。
跳躍力もあるし運動神経も良いと称賛していました。
兄たちの活躍と比例して注目度も上がり、常にプレッシャーを受けながらも、末恐ろしい末っ子のさらなる飛躍が期待できますね。
小林陵侑の姉・諭果(ゆか)も美人!
長女の諭果(ゆか)さんは、1994年5月16日生まれ。
スキージャンプを始めたきっかけですが、最初は、潤志郎さんと陵侑さんが先にジャンプを始めていて、
2人のトレーニングに家族と一緒について行くだけだったそう。
諭果さんは高いところが怖かったため「絶対にやりたくない!」と思っていたみたいですが、
父親の熱心な勧めと、周囲から「女子は人数が少ないから、すぐに表彰台だぞ」と甘い言葉に誘われ、小学4年生から始めたらしいです。
柏台スポーツ少年団に入りジャンプを始めた諭果さんは、最初は怖くてスタート台から飛び出す事すらできず泣きながら飛んでいたそう。
それからは、小、中学校ともに優勝経験があります。
盛岡中央高等学校を経て、
早稲田大学へ進学し、
2015年のユニバーシアードで個人と団体共に銀メダル、混合団体では金メダルを獲得しています。
この大会では兄の潤志郎さんと一緒に出場しており、優勝をともにしています。
2017年のユニバーシアードでは、個人で銀メダル、混合団体で3位、女子団体で優勝する功績を残しています。
大学卒業後は、CHINTAIスキークラブに所属し、
ユニバーシアードで帯同してくれた、トリノ五輪代表・一戸剛コーチの指導を受け続けています。
普段は東京にある賃貸物件サイト「CHINTAI」の会社に勤めながら、千葉でトレーニングをし、
実戦練習は週末にジャンプ台のある長野に行って、練習を積んでいるそうです。
スキーの本場である札幌や長野を拠点とする選手が多い中、関東で活動をすることを決めたのは「関東でもできる」ことを証明したいからだそう。
2019年に行われた第20回札幌市長杯大倉山サマージャンプ大会で、
諭果さんが所属するCHINTAIが合計で211・2点、サマー初優勝を果たし、陵侑さんと姉弟Vを飾っています。
諭果さんは強風に煽られながらも119メートル地点でテレマークを入れて着地し、茂野美咲選手から抱きつかれていました。
所属先のCHINTAIからは社員30人が東京から、また岩手からは両親が応援に駆けつけてくれましたが、
姉弟Vを達成した諭果さんは、強化指定に復帰してW杯を回ることが目標だと語っていますから今後が期待されます。
兄弟唯一の女性ですが、兄が結婚してお姉ちゃんが出来たことが最近で一番嬉しかったと語っています。
そんな諭果さんですが、身長169㎝とモデル並みのスタイルで選手としてだけではなく、その美貌も注目されており、
可愛いという声が多くありテレビ出演など活躍の幅も広げられているようです。
諭果さんのチャームポイントは大きな涙袋と首にあるホクロだそうで、写真を見ても確かに笑顔が似合う可愛い女性ですよね。
注目される理由も納得です。
小林陵侑の実家の両親(父・母)はどんな人?
小林陵侑さんを始め4人の子供を、優秀なスキージャンプ選手に育て上げたご両親は、どんな方なのか気になりますね。
父親の名前は、宏典さんで2022年現在56歳。
元クロスカントリーの選手だそうです。
宏典さんは岩手県の八幡平市内で中学校の教師を務めるかたわら、子ども達にクロスカントリーの指導をされていたそうです。
2018年頃には中学校教師をするかたわら、県連盟の強化委員、県中学体育連盟の専門部員も務めていました。
家では子供たちにマッサージをしたり一緒に遊ぶことでスキンシップをとり、
ゲームを買わない代わりに、高額でも必要なスキー道具は買い揃えてくれるという優しい父親だそうです。
「実は、ジャンプはさせたくなかった」という宏典さん。
子供たちにはクロスカントリーをさせたかったそうなのですが、
潤志郎さんが「やっぱりこれやりたい!」と言ったのを機に、観念したといいます。
宏典さんは学生時代、京大体育学部で運動生理などを学んだそう。
「子供の教育は3歳までが勝負」とのことで、小さい頃から遊びと身体能力を高めるトレーニングを組み合わせて育てられました。
体幹を鍛えるために夜寝る前には鬼ごっこをして、つかまえたらプロレス技をかけるなどして工夫しながら鍛えていたそう。
「高い高い」も一般家庭とは違い、2歳半までは回転系も交えながら、体幹と三半規管を鍛え上げ、自宅に3mのジャンプ台を設置していたみたいです。
子供にとっては練習とは感じずに遊びを通して、体幹などの体作りやスキージャンプの基礎を身につけられて、
遊びとしてのスキンシップもあり一石二鳥ですよね。
また子供が中学生になってからは、自分で考えさせる教育に方向転換し、それまでの教える指導から引き出す指導に方向転換されます。
現在のご兄弟があるのは、父親のさまざまなサポートと努力があってこそのものだったのですね。
さらに父親は自費で北海道や長野で開かれる大会に遠征するなどして、開催地のクラブ練習に参加されたそうです。
費用もかかると思いますし、時間・お金など見えない投資をかなりされていたのだと思います。
そして、小林陵侑さんの母親の名前は智子さんです。
残念ながらその他の詳しい情報は分かりませんが、貴重なお写真を見つけることができました。
右奥の方がお母様の小林智子さんです。
仲の良さそうなご家族ですよね。
母親も優しそうな雰囲気の方で、スポーツ一家の母親なので食事管理にも気を遣うでしょうし、息子が3人も居るので、食事の量も凄そうです。
4兄妹が競技で活躍できるよう縁の下の力持ち的な存在で、これまでも色々サポートされてきたのではないかと想像でき、とても尊敬してしまいますね。
まとめ
今回は小林陵侑の兄弟や姉など家族構成まとめ!両親(父・母)の顔や職業も調査!
という事で、小林陵侑選手の兄弟やご家族についてまとめました!
- 小林陵侑さんの4兄弟は全員スキージャンプの選手!
- 長男の潤志郎さんは陵侑さんと共に平昌オリンピックに兄弟で出場し話題に
- 末っ子の龍尚さんは高校生で、将来を期待された有望な選手!
- 長女の諭果さんも活躍しているスキージャンプ選手
- 諭果さんは身長も高く選手としてだけでなくその美貌も注目されている
- 父親の宏典さんは元クロスカントリー選手
- 母親の智子さんは表立って情報はないが食事管理や競技にそれぞれ活躍できるよう4兄弟のサポートをしている
今後も小林陵侑さん、そして小林4兄弟に期待が高まりますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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