ピアニストの清塚信也(きよづかしんや)さん。
2005年日本ショパン協会主催ショパンピアノコンクール第1位を受賞し、映画の吹き替えや『さよならドビュッシー』で俳優デビューするなどマルチピアニストとして活躍する清塚さん。【出演作品、活躍など経歴を1行で簡単に紹介】
そんな清塚さんの実家やお父さん、お母さんはどんな方達なんでしょうか?
今回は清塚信也の父の職業は船乗りで母は韓国人!兄弟など家族情報も調査!
という事で、清塚信也さんの実家や両親、兄弟姉妹など家族についての情報を調べました。
目次
清塚信也の実家はお金持ち?
まずは清塚さんの実家について調べてみました!
清塚信也の実家の場所や住所はどこ?
清塚さんは東京都生まれです。
幼少期には埼玉県の所沢市小手指に住んでいたとインタビューで話しています。
──最初に、清塚さんが埼玉西武ライオンズのファンになられたきっかけから教えてください。
清塚信也(以下、清塚) 子どもの頃、西武球場(現ベルーナドーム)に近い所沢市の小手指に住んでいたのが大きかったですね。地元の子どもたちはみんなライオンズのファンでしたから、私も自然と応援するようになったんです。
幼少期で自身も応援していた記憶もあるということは恐らく小学生くらいまでは小手指に住んでいたと考えても良いでしょう。
ですが、清塚さんが実家、地元とよく話しをしているのは東京都調布市仙川です。
仙川は東京都でも都会から少し離れた場所に位置しており、ゆったり過ごせる場所です。
音楽を学ぶには良い環境なのではないでしょうか。
X(旧Twitter)でも仙川を地元と話しています。
音楽学校が仙川にあったよ!笑
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) May 24, 2020
中学から地元!
この音楽学校というのは桐朋女子高等学校です。ここの音楽科は共学で清塚さんは同校を首席で卒業しています。
地元の中学というと公立高校でしょう。この地域の公立高校はいくつかありますが、清塚さんは調布市立第四中学校に通っていたことが判明しています。
第50回全日本学生音楽コンクール全国大会中学校の部第1位を受賞した際の記録に出身中学校が載っていたのです。
第50回(1996年)
ピアノ部門
引用:gaccon.mainichi-classic.net/winners/41-50/
小学校 中野 翔太 茨城・つくば市立桜南小学校6年 中学校 清塚 信也 東京・調布市立第四中学校2年 高校 堀田哲夫 愛知・東海高等学校2年
5歳からピアノを始めた清塚さん。14歳にしてその才能を既に開花させていたのですね。
東京で生まれ、幼少期を埼玉で過ごした清塚さん。その後少なくとも中高の6年間は仙川で過ごしました。
Xでもよく仙川のことを書いています。
もしかすると、清塚さんにとって物理的な意味だけでなく心の故郷としても仙川は忘れてはいけない実家なのかもしれません。
皆さんも是非一度仙川へ訪れてみてはいかがでしょうか。
清塚信也の実家はお金持ち?
幼いころからピアノを習い、実力を開花させていた清塚さん。
そんな清塚さんの実家の経済状況はどうだったのでしょうか。
清塚さんの実家が特段裕福であったというような情報、発言は見つかりませんでした。
ですが、通っていた学校や留学などから予測ができます。
清塚さんは中学までは地元の公立学校でしたが高校からは桐朋女子高等学校音楽科(共学)に進学し、卒業後はモスクワ音楽院に留学しています。
公立高校、私立高校の3年間の平均の学費と桐朋女子高等学校の学費を比べてみました。
公立高校・私立高校・桐朋女子高等学校の3年間の学費比較
公立高校(全国平均) | 約154万円 |
私立高校(全国平均) | 約316万円 |
桐朋女子高等学校(音楽科) | 約400万円 |
この金額に更に授業によっては別途受講料もかかるので実際は400万円以上していたと思います。
そして大学は桐朋学園に進み、モスクワ音楽院へ2年間留学しています。
桐朋学園大学は各専攻の共通の授業料が約200万円かかります。
そこに加えて留学費用、現地の生活費用がかかります。
更に、清塚さんには2歳年上のお姉さんがいて、職業はバイオリニストです。
お姉さんも幼いころからバイオリンを習っていたようですので楽器は違えど弟の信也さんと同額又はそれ以上かかっていたことが考えられます。
清塚さんのご両親の職業は詳しくは分かりませんが、清塚さんが幼い頃に離婚されており女手一つで育てられていたようです。
以上のように清塚信也さんの実家がお金持ちであったという確証はありませんが、二人の音楽家を育てられるほどの経済的余裕はあったようです。
母子家庭で音楽家を育て上げたというのは、本人達のみではなくお母様の支えも大きかったようです。
清塚信也の実家の両親(父・母)はどんな人?
清塚信也さんの実家のお父さん、お母さんについても調べました!
清塚信也の父親は船乗り?
清塚信也さんの父親についてですが、清塚さんが幼い頃に離婚されているようであまり父親について語っていません。
ご両親が離婚されたときのことについてこう語っています。
「私も母に育てられて。早くに離婚して父親がいなくなったんで。親同士がいがみあってるのを見たり、聞いたりしてきた。それを覚えていて、毎回思ったのはなんでこっちの人生なのに決めさせてくれないの?とか、なんで聞いてくれないの?って思ったんです」
引用元:スポニチ
両親の離婚は色々な家庭の事情がありますが、幼い清塚さんは自身には選択権が無いことにもどかしさを感じていたようです。
その中で唯一確かなのは日本人であることです。
これは2018年11月18日、フジテレビの「ワイドナショー」に出演した際にご自身が日本人と韓国人のハーフであることを話しているので間違いありません。
このような状況なので、清塚さんの父親の職業も語られてはいませんが調べてみると船乗りではないかという情報もありました。
それは清塚さんがXで以下のような発言をしていたからです。
昔ね父が船乗りやってて、子供の頃ついて行ったんだ。そしたら台風になって大荒れで、とある沖の中に浸水してしまったの。朝気がつくと岩の上に寝ていて、人魚がたくさんいたの。RT @pearv1221: @ShinyaKiyozuka 清塚せんせぇ寝ないんですか?不老不死なのですか?
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) March 4, 2012
人魚がいたというような不思議な体験のため、この発言だけで父親が船乗りをしていたかは不確かですが、もしかしたらお父さんと船に乗った過去があるのかもしれませんね。
清塚さんの母親はとても厳しい方のようですので、離婚のときの選択権の無いもどかしさを考えると父親は優しい方だったのかもしれません。
清塚信也の母親は韓国人!
清塚信也さんの母親は清塚順子さんといいます。韓国人です。
信也さんがピアニストとして活躍できているのはこの順子さんの英才教育のおかげといえます。
上の写真の座っている方が順子さんで、年齢は分かりませんでした。
では順子さんはどのような方でしょうか。
順子さんが日本に来たタイミングは少なくとも信也さんが生まれる前です。
また、信也さんは韓国語が話せないので信也さんが生まれる頃には日本に来て大分時間が経っていると言えます。
順子さんは信也さんと信也さんのお姉さんを音楽家に育て上げましたが順子さんご本人は音楽に精通しているわけではないようです。
「全くド素人。音感もゼロ以下です。カラオケで前奏の途中で歌い始めちゃうくらい」
引用元:「漢字も計算も雑念」ピアニスト・清塚信也を育てた母の衝撃の教育方針… 学校よりピアノ優先、修学旅行も行けず: J-CAST テレビウォッチ【全文表示】
でもカラオケに行くということは音楽は好きなようです。
中でもクラシックが好きで、本当はご自身が習いたかったが習わせてもらえなかったようです。
母が音楽が大好きで、小さいころヴァイオリンやピアノを弾きたかったようです。ただ、祖母が音楽に価値観を見いだせる人ではなかったようで「そういうことを職業にするのはどうなの?」って、習わせてもらえなかった。その思いがあって、自分の子供には音楽を習わせようと、姉にはヴァイオリン、僕にはピアノをと考えていたようです。
引用元:「最後まで絶対このパワーで弾き続けるぞっ」DVD『THE LIVE』が2月5日(水)発売!ピアニスト・清塚信也インタビュー! – asobist.com
自身の夢を子供に託した形になりますね。
よくテレビやインタビューなどでは厳しいピアノ教育のエピソードが話されます。
ですが順子さんご本人へのインタビューではこの英才教育を受けることで信也さんたちがいじめられないように以下のようなフォローしていたようです。
- 普段ピアノの練習で友達と遊べないので、誕生日だけは友達を家に招き料理を振る舞い、たくさん友達と遊ばせてあげる。
- ピアノの練習優先で欠席や早退が多く学校の掃除にも参加できないことが多かったので、順子さんがPTA会長となり朝学校の掃除に出向いたりした。
厳しいながらも順子さんなりの子供たちへの思いやりが伺えます。
また、インタビューでは子育て論も語っています。
- 全てのものに憧れを持つ
- 温かいご飯と味噌汁
女手一つで子育てをした強さと温かさが伺えます。
因みに現在は孫である清塚さんのお子さんには甘々だそうです。
そして、二人の音楽家を生み出した順子さんには子育てを終えた今、新たな夢があるようです。
それは「恵まれない子供たちのために何かをしたい。その中でも音楽を聴かせてあげたい。」ということでした。
音楽が好きで、音楽家の母らしい素敵な夢ですね。
これまで強い信念を持って子育てをしてきた順子さんであればきっと叶えられると思います。
第二の夢に向かって是非これからもパワフルに邁進してほしいですね。
清塚信也の両親のエピソードも紹介!
清塚さんの父親に関するエピソードはほとんど出てこなかったので、ここでは母である順子さんのエピソードを紹介します。
成長期に『できるだけ寝るな』
「寝る子は育つ」という言葉があるように、成長期は良く寝ることが大切です。
ですが順子さんは信也さんを朝5時に起こしてピアノの練習をさせていたようです。
母の英才教育は厳しいもので、朝は5時に起こされたという。清塚は「叩き起こされました」「普通子供って、成長のために寝るのが大事だと思うんですけど。『できるだけ寝るな』って」
引用元:https://times.abema.tv/articles/-/10119433?page=1
これには驚きです。因みに信也さんは1日に10~12時間ほどレッスンをすることもあったそうで友達ともほとんど遊べなかったそう。
『人生はあとで笑う』
信也さんはお姉さんと笑ったりしていると「今はしっかり音符を叩き込んで、人生の後半で笑え!」と怒られたそうです。
清塚は「私が姉と遊びながらキャッキャと笑うと『今笑うな。今笑ったら音符が逃げる』『今はしっかり音符を叩き込んで、人生の後半で笑え!』と…」と明かし、黒柳は「相当すごいわね(笑)」と苦笑いした。
引用元:https://times.abema.tv/articles/-/10119433?page=1
幼い頃からプロになることをを意識しての言葉だとは思いますが、中々幼い子供には厳しいですね。
ここまで言われるとトラウマになってもおかしくないと思います。
ですが未だにピアノを続けているということは、信也さんは心から音楽が好きなのですね。
『漢字や計算は雑念』
信也さんはピアノ以外のことは勉強しなくていいと教えられたようです。
漢字や計算は雑念だと思えと言われたこともあるそうです。
幼少時代から、母親からピアノの英才教育を受けてきたという清塚。安住紳一郎アナから「ピアノ以外は勉強しなくていいと言われてきたというのは本当か?」と聞かれると、清塚は「本当です」と回答。母親から「漢字や計算は雑念だと思え。宿題なんか絶対するな」と言われて育ってきたと告白した。
すると、彼の知り合いで同じくゲストの綾野剛から「掛け算や割り算ができない」と暴露されると、清塚も「(九九は)6の段以降がちょっと怪しい」とし、割り算に関しては「ルールが分からない」とも。
引用元:https://s.rbbtoday.com/article/2020/04/11/178249.html
古くから「読み書き算盤」という言葉あるように漢字や計算は生活をする中で大切な要素となります。
ですが信也さんはそれすらも雑念だと教えられたようです。
現在も計算が苦手だという信也さん。ですが英才教育によって成功しているので順子さんの子育てはあながち間違いではないのかもしれません。
以上のように清塚さんによる母親のエピソードはどれも厳しい英才教育のことばかりでした。
きっと自身の夢を子供に託すと同時に、順子さんは信也さんの1番のファンとも言えますね。
清塚信也の兄弟姉妹も調査!
清塚信也に兄弟や姉妹がいるかどうかも調査しました!
清塚信也の兄弟はバイオリニストの姉!!
清塚信也さんには姉がおられます。
清塚美耶さんといい、信也さんの2歳年上のバイオリニストです。
美耶さんもまた信也さんと同じように順子さんの厳しい英才教育を受けてきました。
お姉さんとは大人になっても中が良いようです。
お姉ちゃんの美耶です。 pic.twitter.com/4JhgRwWjaa
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) April 2, 2013
厳しい英才教育を共に受けてきた信也さんと美耶さん。
信也さんのコンサートにも出演したことがあるようです。
姉にヴァイオリンで参加してもろた pic.twitter.com/25IyIoRH0h
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) November 17, 2013
もしかしたら兄弟以上に同志なのかもしれません。
仕事でもプライベートでも一緒にいることのできる兄弟は素敵ですね。
信也さんが厳しい英才教育を過ごせたのはお姉さんの存在が大きかったように思います。
まとめ
今回は清塚信也の父の職業は船乗りで母は韓国人!兄弟など家族情報も調査!
という事で、清塚信也さんの実家や両親(父・母)、兄弟姉妹など家族についての記事をお届けしました。
- 清塚信也さんの実家がお金持ちという確証はありませんでしたが、信也さんと姉の美耶さんに音楽の英才教育を受けさせるくらいに裕福であった。
- 清塚信也さんの両親は早くに離婚しており、父親がどのような人なのかは不明で、母親は子供たちに音楽の英才教育していた。
- 清塚信也さんには2歳年上の姉がいて、兄弟であり共に厳しい英才教育を受けた同志でもある。
以上の内容がわかりました。
これからも信也さん、美耶さんには素晴らしい音楽を届けていただきたいですね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。