元宝塚歌劇団俳優の有愛きい(ありあきい)さん。
2017年、103期生として宝塚歌劇団に入団し宙組の娘役として活躍されていましたが、2023年9月30日に自宅マンションから転落し25歳の若さで亡くなりました。
そんな有愛きいさんの実家やお父さん、お母さんはどんな方達なんでしょうか?
今回は有愛きいの実家は京都の漬物屋!両親(父・母)の顔画像や兄弟も調査!
という事で、有愛きいさんの実家や両親、兄弟姉妹など家族についての情報を調べました。
目次
有愛きいの実家はお金持ち?
まずは有愛きいさんの実家について調べてみました!
有愛きいの実家は京都市上京区の老舗漬物店「京のお漬もん処 近為」を経営
有愛きいさんは、1998年4月22日生まれで京都府京都市出身。
実家は、京都府京都市上京区にある老舗漬物店「京のお漬もん処 近為」を経営していると言われています。
「近為」は京都市の中心部から北西に位置し、付近には北野天満宮など京都を代表する神社仏閣があります。
ただ、上京区にある「近為」は、見る限りで店舗のみの様子。
実際の住まいは、京都市内の周辺地域にあると考えられますね。
有愛きいの実家はお金持ち?
有愛きいさんについて、
有愛きいの実家はお金持ち?!
と、噂されていることがわかりました。
その根拠とされるのが次の3点。
①有愛きいの実家は老舗漬物店「京のお漬もん処 近為」を経営!
②有愛きいと妹・一禾あおは私立中学と宝塚音楽学校を卒業!
③有愛きいと妹・一禾あおは、父親が所有する宝塚市の高層マンションに住んでいた
詳細を見てみましょう。
①有愛きいの実家は老舗漬物店「京のお漬もん処 近為」を経営!
前項でご紹介した通り、有愛きいさんの実家は「京のお漬もん処 近為」を経営していると言われています。
「近為」の概要は次の通り。
創業者は井上為次郎
現在は5代目、代表取締役・井上清孝が経営
京都本店・亀岡工場直売所・深川店(東京都江東区)の3店舗を経営
「近為」は創業140年以上の京都の老舗で、東京にも進出しているんですね。
コロナ禍も乗り越えて店舗を維持されているため、経営状況は順調なのではないでしょうか。
なお、「近為」が有愛きいさんの実家とされている理由も併せてご紹介します。
有愛きいが亡くなった翌日の2023年10月1日、「近為」の亀岡工場直売所が臨時休業していた
「井上」とつく漬物店は京都市にもう一つあるものの、社長の年齢が有愛きいさんの親世代の年齢ではないため、消去法で特定されたと言われています。
そして、有愛きいさんが自宅マンションから飛び降りた翌日の2023年10月1日、「近為」の亀岡工場直売所が臨時休業したことが決定打となったようですね。
ただし、当該お知らせのリンクは既に削除されていました。
②有愛きいと妹・一禾あおは私立中学と宝塚音楽学校を卒業!
有愛きいさんには双子の妹さんがおられます。
妹・一禾あおさんは、同じく元宝塚歌劇団の雪組で男役として活躍されてきました。
姉妹の出身校は、京都府京都市左京区のお嬢様校として知られるノートルダム女学院中学。
ノートルダム女子学院中学の学費は、
年間授業料等…1,087,400 円
とされており、3年間の合計額は1人あたり約341万円!
また、有愛きいさんは中学卒業後、ノートルダム女子学院高校に1年間在籍。
高校1年時の納入金額は約119万円なので、
姉妹の中学・高校でかかった学費だけでも、約801万円!
と、なりますね。
さらに姉妹はそれぞれ宝塚音楽学校に入学。
上表を参考に計算すると、
姉妹の宝塚音楽学校でかかった費用は、336万円(入寮していた場合+72万円)
となるため、学校に支払った総計は、少なく見積もっても1,130万円を超えると言えるでしょう。
また、有愛きいさんと妹・一禾あおさんは、京都市にある「諏訪ミュージカルスクール」の卒業生でもあります。
個人レッスンの場合の費用は、1人あたり年間約10万円。
「声楽・礼儀作法」「ボイストレーニング」「クラシックバレエ」と、分野別にレッスンを受けることもできるため、更に費用が大きくなった可能性も考えられますね。
③有愛きいと妹・一禾あおは、父親が所有する宝塚市の高層マンションに住んでいた
有愛きいさんは生前、妹・一禾あおさんとともに、宝塚市内の高層マンションで暮らしていました。
当該マンションの価格帯は、4,500〜6,500万円
報道によると、このマンションの居室は姉妹の父親名義とのこと。
娘たちの活躍を支えるために購入されたのでしょう。
上記の情報を総合すると、有愛きいさんの実家は少なくとも裕福なご家庭と考えて間違いないと言えそうです。
有愛きいさんと妹・一禾あおさんは、老舗漬物店の社長子女として生まれ、恵まれた教育環境にあったんですね。
有愛きいの実家の両親はどんな人?
有愛きいさんの実家のお父さん、お母さんについても調べました!
有愛きいの父親は老舗漬物店の代表取締役!
有愛きいさんの父親は、「京のお漬もん処 近為」の代表取締役・井上清孝(いのうえきよたか)さんだと言われています。
父・井上清孝さんの詳細な情報や顔写真は公表されていません。
有愛きいさんの年齢を踏まえると、40歳代後半~50歳代だと考えられます。
「近為」のWEBサイトには、明治の創業当時から変わらず、昔ながらの手法で丁寧に漬物を作っているとありました。
複数の店舗を経営し、お食事処も兼ね備えた店舗にするなど、伝統を守りつつも新しい工夫もされているんですね。
ご両親の知人からは、
お父さんが「娘が宝塚に入ったんだ」って嬉しそうに話していました
と、明かされており、父親は娘さんたちの夢が叶ったことを心から喜んでおられたそうです。
忙しい家業の中でも、娘さんたちを大切に育ててこられたのでしょうね。
有愛きいの母親は宝塚ファンだった
有愛きいさんの母親に関しても、詳細な情報や顔写真は公表されていません。
年齢は、推定40歳代後半~50歳代。
職業についても明かされていませんが、家業である漬物屋で父親をサポートしていると言われています。
ご両親を知る方からは、
もともとお母さんが宝塚に熱心でした。小さい頃から可愛らしくてね。
と、母親が宝塚歌劇団のファンであったことが示唆されています。
そのため、有愛きいさんや妹・一禾あおさんが宝塚歌劇団を目指したのは、母親が大きく影響しているのでしょう。
有愛きいの母親は、有愛きいが亡くなる直前までやり取りしていた
有愛きいさんは、宝塚歌劇団・宙組の娘役として活躍されていました。
しかし、上級生からの度重なるパワハラやいじめ、過重労働によって精神的に激しく消耗。
上級生から額をヘアアイロンで火傷させられるなど、耳を疑うような行為もありました。
2023年の夏には、劇団員としてのキャリアに区切りをつけようと考えていたものの、同期生2人が急遽退団。
そのため、責任感の強い有愛きいさんは劇団に残ることを選択したそうです。
しかし、母親に送ったLINEの中には、
「ごめんな、やめたいやめたいいって。もう決めたから言いに行くわ。今まで支えてくれてありがとう」
「きのうでもう結構きつくて、(中略)やめたら、すっきりすると思う」
と、弱音や母親への感謝を送っていました。
そんな有愛きいさんに対し、ご両親は、
宝塚歌劇団に行かなくて良い。もうやめて良い。
と、伝えたそうです。
ところが、有愛きいさんは、
そんなことをしたら上級生に何を言われるか、何をされるか分からない、そんなことをしたらもう怖くて劇団には一生行けない。
と、涙しながら必死に訴えたのだとか。
辛い状況の中でも、劇団に向き合っていたことが窺えますね。
しかし、有愛きいさんは9月29日に帰宅後、
「28日夜にはマンションから飛び降りることを決めていた。精神的に崩壊している」
とのメッセージを母親に送信。
報道によると、
9月30日午前7時過ぎ、マンションの住民が敷地内の駐車場に女性がうつ伏せで倒れているのを発見し、110番通報。・・・
とあるため、29日の夜遅くから30日未明に自宅マンションから飛び降りたと見られています。
その後の宝塚歌劇団の対応については、誠実とは言い難いものでした。
ただ、2024年3月に、劇団側は一転してパワハラ行為や過重労働を認め、遺族に謝罪。
これを受けて、有愛きいさんの母親が声明文を発表しています。
娘を想わない日はありません。娘に会いたい、抱きしめたい、ここに居てくれたらと一日のうちの瞬間、瞬間に何度も思っています。
と、有愛きいさんへの想いから始まり、宝塚歌劇団および親会社である阪急阪神ホールディングスに対する不信感を露わにした上で、
(有愛きいは)過酷な労働環境と、酷いパワハラの中でも、全力で、笑顔で舞台に立っていました。強く生きていました。私たちはそんな娘を誇りに思っています。(中略)
最後になりましたが、娘にお心を寄せてくださった方々に感謝を申し上げます。
と、最後まで一生懸命に劇団に尽くしてきた有愛きいさんを誇ると共に、有愛きいさんを思い遣った人々への感謝が綴られていました。
ご両親や妹・一禾あおさんの心痛は、察するに余りあるとしか言いようがありませんね。
有愛きいの兄弟姉妹も調査!
有愛きいさんに兄弟や姉妹がいるかどうかも調査しました!
有愛きいの双子の妹・一禾あおも元宝塚歌劇団!!
有愛きいさんには、双子の妹さんがおられます。
有愛きいの妹・一禾あおも元宝塚歌劇団!
有愛きいさんの双子の妹・一禾あお(いちかあお)さん。
2016年に宝塚歌劇団の102期生として入団し、雪組の男役として活躍されました。
プロフィールは次の通りです。
本名…井上茉美(いのうえまみ)
身長…171cm
出身校…ノートルダム女学院中学
初舞台…2016年3月「THE ENTERTAINER!」
高い歌唱力と長身を活かした演技で人気を誇っていましたが、2024年5月に休演したまま退団が発表されました。
最後の出演作は、2023年10月1日の宝塚バウホールでの「宝塚舞踊会」。
そのため、姉・有愛きいさんが亡くなった翌日に舞台に立っておられたんですね。
姉妹共に責任感の強い方だということが窺えます。
妹・一禾あおは中学卒業後、宝塚音楽学校に一発合格!
妹・一禾あおさんは102期生、有愛きいさんは103期生として宝塚歌劇団に入団されています。
実は、102期の受験時には姉妹で受験したものの、有愛きいさんは最終選考時にアキレス腱を傷めたため受験を断念。
翌年のチャレンジで見事合格されています。
妹・一禾あおさんは一発合格、有愛きいさんも最終選考まで残っていたため、非常に才能溢れた人材だったんですね。
妹・一禾あおの訴え
有愛きいさんと妹・一禾あおさんは、宝塚大劇場近くにある父親名義の高層マンションで2人暮らしをしていました。
姉妹は何でも話せる中で、その日の出来事や悩みなどを共有していたそうです。
支え合ってきた姉妹でしたが、有愛きいさんは25歳の若さで亡くなりました。
2024年2月2日、妹・一禾あおさんは一劇団員として、有愛きいさんの妹としての声明を発表。
妹・一禾あおさんさんは、その中で、
宝塚歌劇団は、日常的にパワハラをしている人が当たり前にいる世界です。(中略)
宝塚は治外法権の場所ではありません。宝塚だから許される事など一つもないのです。
と、宝塚歌劇団においてパワハラが常態化していると断言。
更に有愛きいさんへの仕打ちを糾弾した上で、劇団の姿勢を激しく批判。
そして、最後に、
大切な姉の命に向き合ってください。
と、訴えています。
双子として生まれ、家や学校・職場も全て一緒に過ごしてき大切なお姉さんを失った妹・一禾あおさん。
その悲しみ・怒りは、いかばかりでしょうか。
今後、宝塚歌劇団が、本当の意味で体質を変えることができるのかが注目されます。
まとめ
今回は有愛きいの実家は京都の漬物屋!両親(父・母)の顔画像や兄弟も調査!
という事で、有愛きいさんの実家や両親、兄弟姉妹など家族についての記事をお届けしました。
- 有愛きいの実家は京都市上京区で老舗漬物店を経営する裕福な家庭
- 有愛きいの父親は漬物店の代表取締役で、母親は宝塚歌劇団のファンだった
- 有愛きいの妹は元宝塚歌劇団の一禾あお
以上の内容がわかりました。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。